| ● 更新情報(2010.08.25) ● | ||
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山下クリニックでは「痛み」と「不定愁訴(ふていしゅうそ)」の診断・治療を行っています。 特に「筋筋膜性疼痛症候群(きんきんまくせいとうつうしょうこうぐん)」の診断と、 その治療(トリガーポイント治療)を専門にしています。 内科疾患については、主に漢方薬を用いた治療を行っています。 ■用語をクリックすると説明ページが開きます ![]() ![]() | ||
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![]() 日常的に起こる痛みの中で、骨折などの外傷による急性炎症の痛みを除くと、そのほとんどは「筋筋膜性疼痛症候群」の痛みです。すなわち、筋組織に生じたトリガーポイントが原因で起こる関連痛という痛みであり、トリガーポイント治療を行うことによりその多くのものは治ります。 しかし、「筋筋膜性疼痛症候群」はまだ医師に十分認知されていないため、この病気による痛みの多くは他の病気のせいにされています。現代医学では、客観性が重要視されるあまり画像検査が偏重され、レントゲン写真やMRI検査などに異常所見があると、それがそのまま痛みの原因と考えられてしまい、触診でしか確認できない筋拘縮などの筋病変が見逃されているのです。一方、画像検査で異常がない場合は診断ができないため、原因不明であるとか、心の病気であると考えられてしまいます。 ![]() 以下のような症状に対して次のような病気の診断を受けている方で、治療がうまくいかない場合は、「筋筋膜性疼痛症候群」が強く疑われます。 筋緊張性頭痛、偏頭痛、後頭神経痛 三叉神経痛、非定型顔面痛、顎関節症 頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、頚椎症性神経根症、頸椎捻挫/むち打ち症/ 外傷性頚部症候群、テニス肘、野球肘、五十肩/肩関節周囲炎、腱鞘炎、関節炎、 手根管症候群 腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、 変形性腰椎症、椎間板症/椎間板変性、腰椎分離症、坐骨神経痛/神経根症、 非特異的腰痛、ぎっくり腰/急性腰痛症、慢性腰痛症、 シンスプリント、肉離れ 変形性股関節症、変形性膝関節症、膝関節半月板障害 狭心症、肋間神経痛 ![]() また上記の症状があるにもかかわらず診断がつかない場合も「筋筋膜性疼痛症候群」が強く疑われます。 「筋筋膜性疼痛症候群」であれば、他の治療、たとえば鎮痛剤内服、理学療法(リハビリ)、硬膜外ブロック、関節腔内注射などの効果がない場合でも、トリガーポイント治療を行うことによって十分改善が期待できます。 「筋筋膜性疼痛症候群」の中にはトリガーポイント治療を行っても治りにくいものがありますが、その場合でも治りにくい理由があります。その理由を明らかにしてその問題に対処していけば治る可能性は十分あります。 慢性の痛みの中には、鎮痛が難しいいわゆる「神経痛」(神経が障害されて起こる痛み)がありますが、その多くは神経が障害されるような外傷、炎症の既往がある場合に起こり、頻度は決して多くはありません。 ※痛み以外の症状の場合は、次の不定愁訴の項目をみてください。 | ||
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![]() しかし、原因がわからない症状に対して闇雲に投薬を行っても、なかなかうまくいきません。もし本当に自律神経失調だったとしても、安定剤などの向精神薬で自律神経失調が改善するとは考えらません。むしろ、これらの薬剤の長期投与は自律神経の異常を増悪させる可能性があります。 ![]() 以下の症状は、一般的に知られておる不定愁訴です。 (若杉文吉氏著「星状神経節ブロック療法」より引用) 1. からだがだるい 2. 疲れやすい 3. からだがフラフラする 4. 寝汗をかく 5. 風邪をひきやすい 6. 風邪が治りづらい 7. 乗り物に酔いやすい 8. 冷え性 9. 汗かき(全身・手) 10. 汗がでない 11. イライラする 12. 怒りやすい 13. ゆううつである 14. 寝つきが悪い 15. 眠りが浅い 16. 朝の寝起きが悪い 17. 頭痛 18. 頭重感 19. のぼせる 20. 考えがまとまらない 21. 顔が痛い 22. めまいがする 23. 立ちくらみがする 24. 目がぼやける 25. 目が疲れる 26. 視力低下 27. 目がかゆい 28. 目がかわく 29. 耳鳴りがする 30. 耳が聞こえづらい 31. 喉が痛い 32. 喉がいがらっぽい 33. 喉が乾く 34. 口内炎がよくできる 35. 扁桃炎を繰り返す 36. 舌が痛い 37. 味がわからない 38. くしゃみ 39. 鼻水 40. 鼻づまり 41. においがない 42. いびきをかく 43. 歯ぎしり 44. 首. 肩がこる 45. 背中がこる 46. わきが 47. 手がしびれる 48. 手が震える 49. 血圧が高い 50. 血圧が低い 51. 胸が苦しい 52. 動悸がする 53. 息切れ 54. 食欲がない 55. 胃腸が弱い 56. 胃部不快感 57. 胸やけ 58. 吐き気 59. ゲップがよく出る 60. おなかが張る 61. ガスが多く出る 62. 腰痛 63. 足が冷える 64. 足がほてる 65. 膝が痛い 66. 脚がつる 67. 脚がしびれる 68. 脚がむくむ 69. あかぎれができる 70. しもやけができる 71. 魚の目がある 72. 皮膚がかゆい 73. 脱毛が多い 74. 蕁麻疹がよくできる 75. 湿疹ができやすい 76. 爪が割れる・はがれる 77. 水虫ができる 78. 慢性便秘 79. 下痢をよくする 80. 下痢便秘交互 81. 頻尿 82. 尿失禁がときにある 83. 夜間尿が多い 84. 残尿感がある 85. 性欲減退 86. インポテンツ 87. 生理不順 88. 生理痛がつらい 89. 不妊症で悩む 90. 痔で困っている これらの症状は、自律神経の異常、特に慢性的な交感神経の緊張が関与していると考えられており、星状神経節ブロックを行うことにより改善する可能性がありますが、星状神経節ブロックを行っても改善しないものや、星状神経節ブロックを中止するとまた再発するものも多くあります。それらは、体温の低下・身体の冷えや筋組織に生じたトリガーポイントが関与していると考えられ、それぞれ漢方薬の温裏剤の投与やトリガーポイント治療を行うことにより改善する可能性は十分あります。 ![]() 1.慢性的な交感神経緊張が原因で起こる不定愁訴 自律神経失調症という病名は日本独自のもので、日本以外の国では使われませんし、日本でも正式な病名として認められてはいません。しかし、不定愁訴の中には自律神経の異常で起こるものがあるのも確かです。問題なのは、自律神経失調に対して安定剤などの向精神薬を投与することにあります。不定愁訴を起こす自律神経異常の本態は主に慢性的な交感神経緊張と考えられており、星状神経節ブロックが有効なものがあります。 前述の90項目の症状は、若杉文吉氏が、星状神経節ブロックによって改善した症状をまとめられたものです。 2.体温の低下や冷えが原因で起こる不定愁訴 近年、現代人の体温の低下が問題視されていますが、不定愁訴の中にはこの体温の低下が原因で起こるものがあります。このような体温の低下や冷えによる不定愁訴に対しては、身体を温める温裏剤という漢方薬が有効です。 3.トリガーポイントが原因で起こる不定愁訴 痛みの項目で述べた「筋筋膜性疼痛症候群」では痛み以外にも様々な症状が起こり、四肢のしびれ感や冷え、消化器症状、めまい、耳鳴りを始め数多くの症状があります。これらの症状は痛みと同様トリガーポイントが原因で発症しますが、医師にはほとんど認知されておらず、不定愁訴となります。このような不定愁訴に対しては、トリガーポイント治療が有効です。 以上のような不定愁訴は、それぞれ根本治療が可能であり、薬物療法の効果がない場合でも十分改善が期待できます。 しかし、慢性的な交感神経の緊張、体温の低下・身体の冷え、筋組織のトリガーポイントといった不定愁訴の原因の背景には、それらを生じさせる何らかの要因が存在しています。心理的な問題やライフスタイルなどが要因となることが多く、治療効果が得にくい場合や、再発を繰り返す場合は、それらを明らかにして対処することが必要になります。 | ||
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